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Google Meetの自動メモが既定オンに|管理者の対応と告知文例

Kaigi AI編集部公開: 約8分で読めます
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「来週からMeetの会議にAIのメモが自動で付くらしい」「社外の方が入る商談でも勝手に動くのか」——Google Workspaceの管理者や、会議を主催する方から、こうした声を聞くようになりました。

結論から書くと、Business Standard・Business Plusの組織では、Google Meetの自動メモ(「Take notes for me」、日本語のヘルプでは「自動メモ生成」)が、2026年9月29日から順次、主催者を含めて3人以上の会議で既定オンになります。 管理者は組織の既定を変えられます(2026年10月19日確認・Google公式情報)。

この記事では、①どの契約に当てはまるのか、②管理者がやること、③社外参加者への告知文例、④日本語の会議で気をつけたい点、⑤メモを正式な議事録に仕上げる方法、の順にまとめます。

確認日:2026年10月19日。Googleの公式な告知とヘルプで確かめた内容です。仕様は変わることがあります。最終的な判断は、記事末尾の出典リンクと、ご自身の組織の管理コンソールでご確認ください。

何が変わったのか(2026年10月19日確認)

GoogleはGoogle Workspace Updatesの告知で、自動メモの事前設定に新しい設定を加えたことを案内しています。要点は次の3つです。

  • 3人以上の会議だけ自動でメモを取る、という管理者向けの選択肢が加わった — これまでは、すべての会議で自動でメモを取るか、取らないかの二択でした。
  • Business Standard・Business Plusでは既定がオン — Enterprise Standard・Enterprise Plus・Frontline Plus と、Google AI Pro for Education アドオンでは既定はオフと案内されています。Googleの管理者向けヘルプには、Business Standard・Business Plusでは「主催者を含めて3人以上の会議」で既定オン、と書かれています。
  • 利用者への適用は2026年9月29日から順次 — 当初の7月の告知では「9月21日より前は利用者への影響なし」、9月22日の告知で「9月29日から」と案内されています。反映には15日を超える場合があるとされているため、組織によって時期が前後します。

つまり、設定を変えていない Business Standard・Business Plus の組織では、3人以上の会議でGeminiのメモが自動で始まる設定になっている可能性があります。Gemini Alphaプログラムに参加していた組織は、それより前からオンになっている場合がある、ともGoogleは書いています。

誰に当てはまるか — 3つの観点で確認する

観点確認すること
契約エディションBusiness Standard・Business Plus は既定オン。Enterprise Standard・Enterprise Plus・Frontline Plus と Google AI Pro for Education アドオンは既定オフ(Google公式告知)
会議の人数Business Standard・Business Plusの既定は「主催者を含めて3人以上の会議」(管理者向けヘルプ)。2人だけの打ち合わせは対象外
個人の設定管理者が決めるのは既定値。各ユーザーは自分のMeetの設定(会議の記録)で変更できる

エディションは、契約の管理画面や管理コンソールで先に確認しておくと確実です。

管理者がやること

1. 組織の既定を決める

Googleの管理者向けヘルプでは、次の手順が案内されています(Google Meet管理者権限が必要)。

  1. 管理コンソールで[アプリ]→[Google Workspace]→[Google Meet]を開く
  2. Geminiの設定にある「Automatic note-taking」(自動メモ)を選ぶ
  3. 一部のユーザーだけに適用する場合は、組織部門または設定グループを選ぶ
  4. 次のいずれかを選んで保存する
  • オフ(ユーザーは自分のMeetの設定でオンにできる)
  • 自分が主催するすべての予定された会議で、自動でメモを取る
  • 自分が主催する、3人以上(主催者を含む)の予定された会議で、自動でメモを取る

設定を変えるには、組織でGeminiのメモとGoogle Workspaceのスマート機能の両方がオンになっている必要がある、と書かれています。変更の反映には最大24時間かかる場合があり、通常はもっと早く反映される、とのことです。メニューの名前や場所は変わることがあるため、操作の前に公式ヘルプで最新の手順をご確認ください。

2. 「既定値」であることを社内に伝える

管理者が選ぶのは既定値で、各ユーザーは自分のMeetの設定で変えられるとGoogleは案内しています。組織として「社外の方が入る会議では使わない」などのルールを決めた場合は、設定とは別に、社内への周知が必要です。

3. 参加者の同意の扱いを確認する

公式ヘルプには、管理者が自動メモ・録画・音声文字変換などの機能について、参加者の明示的な同意を求められる、という記載があります(既定はオフ)。社外の方との会議が多い部署では、この設定もあわせて確認しておくと安心です。

4. メモの保存先と共有範囲を確認する

公式ヘルプによると、自動メモはGoogleドキュメントとして作られ、会議の主催者のGoogleドライブにある「Google Meet」フォルダに保存されます。共有の範囲は主催者が、次の3つから選べると案内されています。

  • すべての招待済みゲスト(組織外のユーザーも含む)
  • 組織内の招待済みゲスト
  • 主催者と共同主催者のみ

社外の方にメモが共有されるかどうかは、運用ルールを決める前に一度、テスト会議で確かめておくと確実です。

社外参加者への告知文の例

AIのメモが動く会議に社外の方をお招きするときは、招待の段階で一言添えるのが丁寧です。画面上の表示に頼るより、事前にお知らせしておくほうが、相手も落ち着いて会議に臨めます。

招待メールに添える例

本会議では、議事録作成の補助として、Google Meet のAIによる
自動メモ機能(Gemini)を使用いたします。
作成したメモは、議事録の作成のために当社内で利用いたします。
メモの作成をご希望でない場合は、お手数ですが前日までに
本メールへご返信ください。その場合は機能を使わずに進行いたします。

会議の冒頭で伝える例

本日は議事録作成のため、Google Meet のAIメモ機能を使わせていただきます。
差し支えがございましたら、いつでもお申し付けください。

社内向けの周知の例

Google Meet の自動メモ(Gemini)が、3人以上の会議で既定オンになっている場合があります。
社外の方が参加する会議では、招待メールで利用をお知らせしてください。
ご自身が主催する会議で不要な場合は、Meet の設定[会議の記録]で変更できます。

文面は、組織の個人情報の取り扱い方針や、取引先との取り決めに合わせて調整してください。

日本語の会議で気をつけたい点 — メモは1会議1言語

自動メモは日本語に対応していますが、1つの会議で使える言語は1つです。公式ヘルプでは、複数の言語が話される会議には現在対応していない、と案内されています(2026年10月19日確認・カレンダーとMeetでの設定)。

  • 言語は会議ごとに選ぶ — Googleカレンダーの[ビデオ通話オプション]→[会議の記録]、またはメモの開始時の設定で、会議の言語を選びます。

なお、Kaigi AIでも、文字起こしは1つの録音につき1つの言語で行います。言語が混ざる会議の残し方は、日本語の会議を英語の議事録にする方法でも整理しています。

Geminiのメモ・Meetの文字起こしを正式な議事録に仕上げる

Geminiのメモは、会議の要約と次のステップをまとめる機能です。社内に回す議事録や稟議の添付資料にするには、**決定事項と議論の区別、担当者と期限、社内様式の見出し、文体(です・ます調/である調)**をそろえる工程が、別に必要になる場合があります。

元にするのは「文字起こし」

正式な議事録にする場合、要約済みのメモではなく、**Meetの文字起こし(トランスクリプト)**を元にする方法があります。要約に含まれなかった発言は、要約からは確認できないためです。Meetの文字起こしは、会議の主催者のGoogleドライブの「Google Meet」フォルダに保存されます(利用できるエディションは公式ヘルプをご確認ください)。

Kaigi AIに取り込んで議事録にする

Kaigi AIの取り込み画面では、Zoom・Google Meet・Teamsの文字起こしを、次のどちらかの方法で受け取れます。

  • 本文をそのまま貼り付ける(保存した文字起こしの本文をコピーして貼り付け)
  • .vtt・.srt・.txt ファイルを読み込む

「名前: 発言」の形の行や、VTTの話者タグは話者名として読み取ります。取り込むと、**会議概要・決定事項・アクションアイテム(担当者・期限つき)**を生成します。音声の文字起こしをやり直すわけではないので、録画がなくても議事録に仕上げられます。

取り込む前に、設定画面で議事録の型(標準・議事録・稟議向け・5W1H)と文体(です・ます調・である調・社内カジュアル)を選んでおくと、その型と文体で生成されます。社内用語を用語辞書に登録しておくと、固有名詞の表記もそろえやすくなります。

補足:取り込みも月間の利用枠に計上されます。1回に取り込める文字数には上限(20万文字)があるため、極端に長い会議は分けて取り込んでください。

社内様式に合わせる具体的な手順(見出しのそろえ方・稟議の体裁・敬語の直し方)は、Gemini・Copilotのメモを社内様式の正式な議事録にする方法で詳しく書いています。

録画しかない場合

文字起こしを残していない会議でも、録画ファイルがあればアップロードして議事録にできます。手順はGoogle Meetの録画から議事録を作る方法をご覧ください。

まずは試したい方へ — Kaigi AIは初月90分無料・クレジットカード不要で始められます。仕上がりだけ先に見たい場合は、登録不要で見られる議事録のサンプルもご利用いただけます。

まとめ

  • Business Standard・Business Plusでは、Meetの自動メモ(Take notes for me)が主催者を含めて3人以上の会議で既定オン(2026年9月29日から順次・Google公式情報)。
  • 管理者が決めるのは組織の既定値。ユーザーは自分の設定で変えられるため、運用ルールは別途周知する。
  • 社外の方が入る会議は、招待メールと会議の冒頭で一言お知らせする。
  • メモは1会議1言語。複数の言語が話される会議には、現在対応していないと案内されている。
  • 正式な議事録にするなら、メモではなく文字起こしを元に、社内様式と文体をそろえて仕上げる方法がある。

出典(2026年10月19日確認)

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データの保管はAWS東京リージョン。文字起こしはOpenAI、AI処理はAnthropic(いずれも米国)が担当します。

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